健康診断とその結果

 

















久々のにゃんずネタ更新ですが、実はあまり（てゆーか全然）楽しい話ではありません。

先々週、以前から行こうと思っていたもののなかなか実行できずにいた
こは＆ビックの健康診断をするために動物病院に連れて行きました。

日々の暮らしの中では、こはもビックも元気そのものに見えたのですが
やはり素人判断ではわからないものですね。

先々週の健康診断で、ビックの心臓に雑音が聴こえることがわかり、
その病院では心臓の専門医の先生が月2回来るとのことだったので、今日あらためて
精密検査をしてもらいました。

　
さて結果はどうだったかといいますと・・・結論としては、
「現時点ではまだ症状は見られない。が、心臓と腎臓に異常があることがわかった」のです。

正直、心臓だけでなく腎臓にも異常が見られると聞き、少なからずショックだったのですが
まずは話を聞かなくてはと、先生から具体的に説明してもらいました。


最初に腎臓について説明を受けたのですが先生のお話では、腎臓の中にある
腎嚢胞が正常な位置にない、ということでした。
（ものすごく簡単に言うと、正常な腎嚢胞は均等な大きさかつ均等に並んでるのに対し、
ビックの腎嚢胞は大きさや、腎嚢胞の位置にばらつきがある、とのこと）

これは先天的なものだそうで、現時点では腎臓にまつわる検査の数値に異常はないものの
（今回はすべて正常値）今後、10歳までの間に腎不全になる可能性が高い、とのことでした。

もちろん、定期的に検査を受けて早期に異常が発見されればきちんと対処できるとのことです。

その後、心臓の専門医の先生に変わり心臓についての検査結果を聞きました。
結果としてわかったことは、ビックは肥大性心筋症なんだそうです。
まずは先生から肥大性心筋症という病気について説明を受けました。

「肥大性心筋症」は猫に一番多い心臓病らしく、ものすごく簡単に言うと
心臓の中の心室が厚くなることにより、血液の流れが悪くなり
悪くすると血栓栓塞症という病気になったり、突然死してしまうなど、とても怖い病気です。


ビックの心臓の心室はすでに正常な厚さの倍の数値となっており、先生の診断では
「先天性の（無症状の）肥大性心筋症でしょう」とのことでした。
ただ、現時点では自覚症状（ふらついたり、突然失神したり等）がないため
今はそれほど心配しなくても大丈夫、とのことです。

現時点で出来る対応策としては、腎臓についてはおしっこの量と水を飲む量に注意すること、
心臓については過度のストレスを与えないこと、激しい運動をさせないこと、が大事とのことでした。
特にビックは一般的な猫よりもかなり精神が過敏（極度のビビリー）なので
穏やかに暮らせるようにすることを心がけることがイチバン良いようです。
もちろん、半年〜1年以内の定期的な検査を受けることは必須です。

なので、今通ってる病院のペットケアクラブに加入して半年に1回
定期検査を受けることにしました。
今さっき、「肥大性心筋症」についてネットで少し調べてみて「肥大性心筋症」を
発症してからの生存率とかを見て、すごく悲しい気分になったりもしたのですが
でも！肥大性心筋症になってしまったとしても定期的に検査することで
早期発見早期治療を心がければきっと長生きできると信じています。


ちなみに、こはは内臓については今のところ特に問題はないようです。
が、実はこれは私の過失なんですが（このことを思うと今も激しい自己嫌悪にかられます）
大きく固まった毛玉を切りすぎたために皮膚を知らず傷つけてしまい、現在縫合していて
明後日抜糸する予定です。ちょうど前足の脇のあたりだったんですが、皮膚の伸びる部分であるため
知らず知らずのうちに切ってしまったんです･ﾟ･(つД｀)･ﾟ･ ｳﾜｧｧｧﾝ あたしのバカ！
もちろん海よりも深く反省したので、今後は毛の根元に近い毛玉を見つけたときは
自分で切ったりせず動物病院で切ってもらうつもりです。 


















こはもビックもできる限り長生きしてほしいので、今できることを精一杯やって 
にゃんずが少しでも健康に暮らせるよう、これからも努力していきたいと思っています。